8,リバウンドの原因となるホメオタシス,

リバウンドが発生する原因には、ホメオスタシオスの機能による影響があります。食事制限によるダイエットを実践した場合、最初の頃は順調に体重が減っていきます。序盤はうまくいっても、続けていくうちに停滞期になって体重がガクッと減りづらくなります。停滞期の原因となっているのが、ホメオスタシスという体の機能です。ホメオスタシスとは、体内に補給されるカロリー量が急に減った場合などに作用するものです。エネルギー消費量を減少させて体を維持しようとする、生まれつき備わっている機能のことです。身体機能を調整し、生きていく上で必要なエネルギー量をできるだけ減らすことによって、生き残りをはかっているのです。リバウンド自体は停滞期が直接的な原因になるわけではないので、対応の仕方を間違わなければダイエットを進めることができます。どうして、ホメオスタシスのためにリバウンドが起きてしまうものなのでしょう。ホメオスタシスは、停滞期に食事制限を中断してダイエット以前の摂取カロリーに戻した場合でも、働き続けています。食事の量が元に戻ったのにカロリーの消費が以前よりも減少するため、余ったカロリーは脂肪となって蓄積されてしまいます。結果的に、摂取カロリー量より消費カロリー量の方が少ないことから、停滞期が原因でリバウンドが起きるのです。
13,計るだけダイエットとは,ダイエットといえばカロリー制限や有酸素運動を主体とする方法が一般的ですが、脳の機能を利用する計るだけダイエットが注目を集めています。テレビの人気番組でも、計るだけダイエットは取り上げられ一気に話題となったことも記憶に新しいところです。計るだけダイエットとは読んで字の如く、日々体重を計測して記録をつけるだけというダイエットです。計るだけダイエットでは食事制限や毎日の有酸素運動などはありませんが、一体どうして痩せることができるのでしょう。計るだけダイエットのポイントは、計った体重をグラフにして常に目につくところに張っておくという点です。毎日体重を計り記録することで、ダイエットしているという意識を高める効果があります。わずかずつでも体重が減ると、ダイエットがうまくいっているという実感が持てて一層ダイエットをする気になることが計るだけダイエットの特性です。無理をして食べる量を少なくしなくても、ダイエットをしている気持ちが食べ過ぎを防ぎます。自然と食事が減っていき、自分から積極的に運動するようになるのです。計るだけダイエットの成功率は男性では80%を超えるとか。グラフが書ける紙と筆記具、そして体重計さえ準備すれば誰でも計るだけダイエットが可能という点も長所といえます。人によっては、体重の推移を見やすい状態にまとめること自体に抵抗を感じるようです。目につくところに体重を記録するという点さえクリアすれば、計るだけダイエットはみるみる痩せることができる良い方法です。